2/8医薬研究ふくおかの講義を受講しました!
福岡病院心療内科 平本先生により「不眠治療について」でした。
不眠症の種類には4種類に分けられます。
●入眠障害
●中途覚醒
●早朝覚醒
●熟眠障害
不眠症の原因については以下が考えられるようです。
●睡眠環境の変化(床が変わる、病院の騒音など)
●身体疾患に伴うもの(気管支喘息、呼吸困難、アトピー性皮膚炎などの掻痒感、
がん性疼痛、睡眠時無呼吸症候群、むずむず足症候群など)
●薬によるもの(アルコール、覚せい剤、カフェイン、インターフェロンなど)
●精神疾患に伴うもの(うつ病、神経症、統合失調症、パーキンソン病)
●ストレスによるもの(精神的ストレス、喪失体験)
不眠医療には薬物療法と同時に状況が許す限り早い段階から心理的行動的介入も
活用することが推奨されているそうです。
平本先生は、病態に合わせてベンゾジアゼピン系の薬剤から非ベンゾジアゼピン系の
薬剤の使用も選択肢にあるとのことでした。今後の服薬指導にも取り入れていきます。
2016年02月08日