福岡市薬剤師会主催の研修会
1/18福岡市薬剤師会主催の研修会に参加してきました。題目は「C型肝炎の本邦における現状と薬物治療の最前線」でした。ごうや薬局ではC型肝炎の治療における
薬物治療の処方も応需しているため、今後の指導にとても役立つ内容ばかりでした。その中で講演していただいた福岡大学の向坂教授がおっしゃっていたことでとても気になったのが、C型肝炎の診断を受けていたとしても、治療をされていない方が多くいらっしゃるとのことでした。C型肝炎は、初期の段階では自覚症状がないことが多いのですが、肝硬変、肝がんへの移行するのでなるべく早い段階での治療がとても重要とおっしゃっていました。現在のC型肝炎の治療はめざましい進歩を遂げています。以前は、体に負担となるにもかかわらずインターフェロン治療での治癒率はそれほど高くありませんでした。最新の薬物治療では、劇的な治療効果がみとめら治る病気となりました。しかし、その治療には高額の内服薬による薬物治療が必要です。しかし肝炎の治療には現在助成制度があるので少額での治療が可能になっています。是非早めに治療を受けていただきたいと思います。
2016年01月19日